紛失リスクもなく便利!日本への一時帰国にはeSIMがオススメ

eSIM

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カナダに渡航してから初めての一時帰国。

いろいろ準備が進んでいく中で、ふと頭をよぎったのが、「あれ、日本での連絡手段どうしよう?」でした。

もちろん、日本の通信会社はすでに解約済み。フリーWIFIで生き延びるのもちょっと苦しい。

最初はプリペイド型のSIM、もしくはレンタルWIFIでも契約するかなーと思っていたのですが、いよいよ帰国が直前に迫ったころ、eSIMなるものの存在を知りました。

今回、急遽使用することになりましたが、トラブルもなく大変満足のいく結果となったので、こちらの記事でシェアしていきたいと思います。

eSIMとは?

eSIMとはスマホ本体にあらかじめ埋め込まれたSIMのことで、従来のSIMカードのように抜いたり差したりはできません。

よって、従来のように店頭に行ってSIMカードを受け取ったり、郵送されてくるまで待つといった行為が必要なくなり、インターネット上ですべての手続きが完結するのが特徴です。

海外在住者の一時帰国だけでなく、海外旅行や海外出張のときにも便利そうです。

eSIMは新しい規格ですが、近年対応するスマホが増えてきたこともあり、各社がサービスの提供を始めています。

プリペイド型SIMやレンタルWIFIに次いで、第三の選択肢としてこれからさらに普及していくと思われます。

私が感じたeSIMの魅力

  • 良心的な値段
  • SIMカード入れ替えによる紛失リスクがない
  • 契約から解約までオンラインで完結
  • 使いたいときにすぐに使える(電話番号付きの場合は審査あり)

 

通信会社・プランにもよりますが、従来のスマホに抜き差しするタイプのSIMカードの比べてもそこまで値段の大差はありません。

また、SIMカードはとても小さいので、入れ替えにより紛失のリスクが高まることを踏まえると、eSIMにするメリットは大きいように思います。

データ通信だけの利用(電話番号無し)であれば、必要なデータを購入すればその場ですぐに使い始めることができます。

eSIMの難しい側面

 

メリットの多いeSIMですが、新しい規格ということもあり、すべてのスマホに対応しているわけではありません。

iPhone2018年以降に発売されたモデルであればeSIM対応されています。(iPhone XR/XS以降)

AndroidGoogle Pixel 4/4XL以降、Galaxy20シリーズ以降、AQUOS sense4 lite以降 などなど。2021年以降に発売された機種はeSIM対応していることが多そうです。

特にAndroidは各社が様々な機種を発売しているので、お使いのスマホeSIM対応かどうかは要チェックです。

また、SIMフリーもしくはSIMロック解除済みの端末であることもeSIMが使用できる条件となります。

これらを踏まえると、ある程度ご自身が使っているスマホについて理解していること、eSIMの手続きはオンラインなのでわからないことは自分で調べることができる方向けと言えそうです。

日本一時帰国におすすめのeSIM

1ヶ月以内の短期滞在

フランスの通信会社Ubigi(ユービージーが提供するサービスです。

日本だけでなく世界190以上の国と地域に対応しているため、海外旅行にも活躍します。特にカナダ在住民はアメリカまで足を延ばす機会も多いと思うので、何かと出番も多そうです。

私は1ヶ月の日本滞在中に使用しましたが、手続きもサイトやアプリ内でほとんど完結するので、初めてでも使いやすかったです。しかもありがたいことに日本語対応済み!

Ubigiはデータのみの提供なので、購入の際に審査等はなく、料金を支払えば即使用できます。

ありがたいことに日本用のデータは他国と比べて比較的安い料金設定になっているようだったので、一時帰国にはもってこいでした。私が利用したときは、3GB・$8~でした(2023年2月時点)。

Ubiji各国データプラン

Ubiji各国データプラン

▼詳しくはこちら

 

数ヶ月の滞在で電話番号も必要な場合

滞在が長くなると関係機関とのやりとりに電話番号が必要になることも出てきますよね。

LINEMO(ラインモ)では、海外在住者であっても本人確認書類に記載されている住所が実家など日本国内のものであれば申し込みができるようです。

電話番号付きで月々基本料金990円なのでかなりお得だと思います。

このくらいの金額なら、帰国後も日本の電話番号をそのまま維持することも可能になりそうですね。

www.linemo.jp